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February 9, 2005

液晶ペンタブレットとタブレットPCとかいろいろ

cintiq.jpg

「ペンタブレット」っていうと、パソコンのマウスカーソルをペンで操作できてしかも筆圧や傾きの情報も細かく伝えることができるので、パソコンだけでイラスト描く人なんかは結構使ってる入力機器として定着しています。うちも7年前からタブレットを使っていて、「チキン・ライフ」とかあーゆーのは全てタブレットがあったから描けたようなもんです。まあ、実際はペンをなぞらせるのは画面とは別の板(タブレット)であって、画面を見ながら手元のタブレットにペンでゴシゴシやるっていうわけで、イマイチ「遠回り」な感じ。そこでやはり表示デバイスである「液晶画面」と、入力デバイスである「タブレット」を融合しちゃえばいいんじゃないの?って感じになって生み出されたのが「液晶ペンタブレット」。ビデオカメラやPDAなどではかなり前からタッチパネルが採用されていましたが、ワコムが開発した液晶タブレット「Cintiq」シリーズは電子ペーパー作るような勢いで高性能なとこを行っていました。ただ、ふつーのペンタブレットよりもちょっと性能的には追いついておらず、価格も同サイズの液晶と比べ三倍くらいするため、よほどの場合じゃなければ手を出さないシロモノ。でもそうこうしているうちにコンピューターの小型化とインターフェイスの習熟がすすみ、完全ペン操作っていう分野に関心が集まり、Microsoftは「TabletPC」っていうスタイルを提案。基本的にはノートPCの液晶画面がそのままタブレットになっていて、そういうのに最適化された基本ソフト「WindowsXP TabletPC Edition」とともにペン入力ソリューションを確立してちょっとほんとに道具としての進化をしちゃおうよっていう試み。ところが外回りの多いビジネスユーザーなどには需要があったのですが一般ユーザーにはまったく人気が出ず、今のところ厳しいみたいです。出てまもなくお店から消えてしまいました。個人的にはなかなか斬新なデザインが多いのでかなり期待しているのですが、価格的にも相当キツい(30万円前後標準)です。最近になって「家庭用」のタブレットPC(写真左上)など出てきて、これからが本番といったところでしょうか。こないだ発表された新しい「Cintiq 21UX」は、そんな液晶タブレットのなかでも最強を誇る商品です。液晶パネルには21.3インチUXGA(1600X1200ドット)の高性能なものを使用していて、筆圧感知や分解能は最新タブレットシリーズ「Intuos3」と同スペックに追いついているなど、ばっちりプロユースにも応えるものが出来上がっています。でも同じくらいの液晶ディスプレイが15万~20万円程度で出ていることを考えると、35万円という価格は、前ほどではないけどやっぱ高いよね。・・・と、まあ、今はちょっと高いですけど、ペンタブレット、液晶タブレット、タブレットPCとタブレットをとりまくもんはこれからますます身近になっていくことでしょう。デスクに向かって大きなモニターとキーボードに接するスタイルから、文房具のようにダイレクトに使えるPCへの進化。その手段として今、ペン入力が注目されています。実はこれら全部の事業で株式会社ワコムの技術が使われていて、どうでもいいけどここ、本社が大利根っつーうちの実家の近くなのでこんど忍び入ろうかと思いました。

「究極のデジタルペーパー」現る――ワコム、21.3インチ液晶一体型ペンタブレット発表(ITMedia)
http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0502/08/news072.html

「Cintiq 21UX」製品情報

東芝、初のコンシューマー向けTabletPC「dynabook R10」発表(ITMedia)

黒板に書くだけ、パワポを読み上げるだけの講義はもう不要 タブレットPC導入を始めた青山学院大学(ITMedia)