May 31, 2005

スーパーハイビジョン上等

今年も砧にあるNHK放送技術研究所にて「技研公開2005」が開かれました。誰でも無料で最新のNHK技術パワーを見ることができる一般公開で、去年はしっかり見てきました。で、今回はそれほど目新しい展開はなかったみたいですが、とりあえずメタデータ管理関連や立体視システム、自動追尾カメラに超小型HDD、地上デジタル対応ケータイなどなどの進歩を見られたみたい。特にわかりやすい新技術として、愛・地球博でもおなじみのスーパーハイビジョンってのがありますけど年々カメラも小型化してきている模様。ふつうのハイビジョンでも「あー、すげーこれ高精細だなほんと」という感じですがこのスーパーハイビジョンのほうは「あー、超すげーこれ超高精細だなほんと超」とか思います。

superhivision.gif

↑新旧映像方式の解像度の違い。左端がDVDとか。真中が現行ハイビジョン。右がスーパーハイビジョン。同じ画面サイズで観るとしてこれだけの情報量の違いがあるということはもうほんとアレですね。ちなみに2025年本放送開始予定だそうです。

でもどんだけ品質が上がっていってもホントにそこに価値を見出し続けることができるのか疑問な気もします。綺麗になればなるだけ一般消費者は食いつき続けるのでしょうか。少なくとも僕みたいなのはこれからも果てしなく食いつきまくるのですが。でもまあ、もうちょっとガラリと生活を変えるような発明が見てみたいなぁ。

hc1.jpg

あーちなみに7月、ソニーがホームユースにも割と現実的な価格帯(&サイズ)でハイビジョンデジタルビデオカメラHDR-HC1を発売します。18万弱くらいなそうですが、この前の機種が40万円くらいだったので一気に降りてきたっていうかコレ欲しい。デジモノ好き系は見逃せないっぽいというか業界騒然。

愛知万博 - スーパーハイビジョンシアター
http://www.nhk.or.jp/aichibanpaku/super_hi/

2005年技研公開
http://www.nhk.or.jp/strl/open2005/index.html

技研公開2005 - デジタルARENA
http://arena.nikkeibp.co.jp/news/20050527/112314/

Kato Takafumi : 11:59 AM